病院紹介
理事長挨拶
当院は地域の基幹病院として、総合的視野に立った良質な医療を提供し、地域医療にさらなる貢献を果たすことを目指しています。
予防医学、救急・急性期・慢性期医療、リハビリテーションや訪問看護など様々なニーズに対応できる体制を整備。診療科目としては、総合診療や専門外来も含めて十数種を設置しています。
医療の基盤は医学、サイエンスです。当院は科学的エビデンスをもとにした確かな治療を第一に、血液透析や外科的処置を含む癌などの治療において実績を伸ばしています。
一方、地域に信頼される医療機関として、全職員がおもてなしの心で患者様と向き合うように努めています。その姿勢があってこそ、患者様の声を聞き、説明し、納得いただくという患者様を中心としたチーム医療が精彩を放つと言えましょう。
今後も当院は人的・技術的な研鑽を重ね、地域医療の相互連携にいっそう取り組むとともに、医療の質の向上に精進し、人が輝く医療を目指して参ります。
院長挨拶
2024年4月から院長に就任いたしました。よろしくお願いいたします。
当院はこれまで急性期医療、救急医療、透析、リハビリを中心に診療を行ってきましたが、高齢化社会の中で地域の様々なニーズに応えるために、地域包括ケア病床・療養病床を整備し、在宅医療、さらには予防医療にも力を入れています。
「かかりつけ医」として総合診療を心がける一方、常勤の専門医や大学病院・専門病院からの派遣医師による専門診療も充実しています。
私はこれまで大学病院で外科教授として、たくさんの消化器癌や消化器疾患の手術を執刀してきました。一方、内視鏡などの内科的治療も精力的に行ってきました。手術だけにこだわらずに、様々な治療法の中から総合的に判断して、患者さん一人一人に対して最も適切な治療を行っています。
私たちは医療の原点である、患者さんに「安全で質の高い心温かい医療」を提供することを目指しています。
当院は今後も「地域の皆様から信頼される病院」として地域医療に貢献できますよう、職員一同努力してまいります。引き続き、ご支援の程お願い申しあげます。
1977年3月 東京大学医学部卒業
1990年6月 東京大学第一外科助手(医局長)
2005年1月 杏林大学外科教授
2018年4月 杏林大学名誉教授
東京労災病院院長
2024年4月 東京労災病院名誉院長
誠弘会池袋病院院長
理念
科学的根拠にもとづく適切な医療を行うとともに、患者様の権利を尊重し、快適に病気を治す環境をつくります。
基本方針
- 1.私たちは、親切で信頼される医療を大切にし、患者様の健康づくりをお手伝いします。
- 2.私たちは、専門性を高め、より効果的な医療を追求し、患者様の健康回復と社会復帰を図ります。
- 3.私たちは、一人一人が使命を果たし、患者様の喜びづくりを進めます。
- 4.私たちは、地域とともに歩み、地域文化の発展と開かれた運営に取り組みます。
- 5.私たちは、患者様に安心・安全な医療をご提供いたします。
- 6.私たちは、地球環境に優しい、環境づくりに取り組みます。
病院概要
科学的根拠にもとづく適切な医療を行うとともに、患者様の権利を尊重し、快適に病気を治す環境をつくります。
開設 | 1960年 |
---|---|
所在地 | 埼玉県川越市笠幡3724-6 |
院長 | 杉山政則 |
施設概要 | 病床数76床、人工透析室38床、手術室2室、高圧酸素療法室、人間ドック室 |
診療科目 | 総合診療、内科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、糖尿病内科、腎臓内科、内視鏡内科、人工透析内科、外科、消化器外科、小児外科、整形外科、脳神経外科、小児科、皮膚科、泌尿器科、リハビリテーション科、禁煙外来 |
職員数 |
医師 正職員 11名・パート66名 医療職・事務職計 正職員153名・パート59名 (2023.9時点) |
病院沿革
1960(昭和35)年 | 霞ヶ関診療所(現 池袋病院の前身)開設 場所:川越市笠幡4600 |
---|---|
1964(昭和39)年 | 現在の池袋病院の場所に移転 一般病床7床 場所:川越市笠幡3724-6 |
1976(昭和51)年 | 霞ヶ関診療所増改築 一般病床19床 |
1980(昭和55)年 | 池袋病院開設 一般病床58床 |
1981(昭和56)年 | 一般病床増床 一般病床76床 |
1988(昭和63)年 | 院内保育かすみ園(現 かすみ保育所)開設 |
1991(平成3)年 | 鶴ヶ島駅前クリニック開設 |
1996(平成8)年 | 医療法人社団 誠弘会 設立(誠心誠意の「誠」、創設者 池袋弘範の「弘」) |
2000(平成12)年 |
初代理事長 池袋弘範 逝去 池袋淑子が理事長に就任 池袋クリニック開設 |
2002(平成14)年 | 池袋賢一が理事長に就任 |
2004(平成16)年 | 日本医療機能評価機構 病院機能評価 新規認定(Ver4.1) |
2005(平成17)年 | 電子カルテシステム導入 |
2006(平成18)年 | 増築棟完成、生活習慣病センター開設 |
2008(平成20)年 | DPC対象病院 |
2009(平成21)年 | 日本医療機能評価機構 病院機能評価 認定更新(Ver6.0) |
2010(平成22)年 | 霞ヶ関腎クリニック開設 |
2014(平成26)年 | 日本医療機能評価機構 病院機能評価 認定更新(Ver6.0) |
2015(平成27)年 | 池袋クリニック廃止 |
2018(平成30)年 | 健診センター開設 |
2019(令和元)年 | 日本医療機能評価機構 病院機能評価 認定更新(3rdG:Ver2.0) |
2020(令和2)年 | 池袋病院 開設60周年 |
2024(令和6)年 | 杉山政則が病院長に就任 訪問看護ステーションふくろう 開設 |
池袋病院の実績
患者様の権利
- 1. 患者様は、人として人格を尊重され、平等に医療を受ける権利があります。
- 2. 患者様は、プライバシーを守られる権利があります。
- 3. 患者様は、病状を十分に理解できるまで説明を受け、質問をする権利があります。
- 4. 患者様は、治療することによる利益・不利益を十分に理解できるまで説明を受け、質問をする権利があります。
- 5. 患者様は、治療方針を決める権利があります。
- 6. 患者様は、治療方針について、他の医療機関で意見(セカンドオピニオン)を聞く権利があります。
- 7. 患者様は、自身の診療の記録を参照する権利があります。
パートナーシップ
誠弘会池袋病院では「科学的根拠にもとづく医療」を提供し、「患者様の権利の尊重」と「患者様の医療安全の確保」などに積極的に取組んでおります。また、患者様と医療者との、より良いパートナーシップを築くことも重要なことと考えており、「患者様の権利」による「インフォームド・コンセント」、「セカンドオピニオン」、「診療情報の開示」などにより患者様ご自身による治療方針の選択やセカンドオピニオンを受けることができるなど、患者様ご自身の選択による医療ができるよう努めております。
- □「科学的根拠に基づく医療」の提供
- □ 医療安全の確保
- □ 医の倫理に対する対応
- □ プライバシーの確保
- □ 患者様の意見の尊重
- □ 患者様へのお願い(患者様とのパートナーシップを高めるために)
- ・より良い医療を行うために、お身体に関する情報をできるだけ正確にお伝えください。
- ・患者様がご納得された治療方針に沿って治療を進めるため、医師の説明が良く理解できない場合にはご納得できるまで質問をしてください。
- ・安全で安心な医療を行うため、注射、点滴、処置、検査などを受けられる場合に、お名前等を確認させて頂く事がございます。
- ・転倒・転落の事故防止のため、歩行や立ち上がりに不安のある方は、ご遠慮なくお申し出ください。
- ・他の患者様の治療に支障をきたさぬよう、病院の規則や指示についてお守りください。